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同心円で広がる街

東京

歩いて回れる都心の社から、電車で一時間の郊外、そして半日かけて行く山や海の社まで。東京は一点ではなく、同心円で広がっている。滞在日数に合わせて、外側へ進めばいい。

Lv1・歩いて回れる(山手線圏内)

都心の駅から徒歩圏。同じ日に2〜3社をはしごできる。

  • 明治神宮70万平方メートルの森は、1920年の創建時にすべて人の手で植えられたもの。原宿から10分で、街の音が消える。
  • 神田神社(神田明神)江戸総鎮守。朝廷に敗れた後に神として祀られた平将門命を祀る。秋葉原から数分という立地。
  • 日枝神社江戸城(現在の皇居)の産土神。山王祭は「天下祭」として知られる。社殿へはエスカレーターで上がれる。
  • 虎ノ門金刀比羅宮高層オフィスビルの足元に社殿が組み込まれている。海上守護と商売繁盛の神。
  • 花園神社新宿の総鎮守。ゴールデン街と歌舞伎町に隣接し、境内では紅テント演劇も続く。
  • 愛宕神社23区で最も高い天然の山、愛宕山の山頂に鎮座。「出世の石段」86段は馬で駆け上がった故事で知られる。
  • 代々木八幡宮明治神宮のすぐ西。境内に縄文時代の集落跡(代々木八幡遺跡)と復元住居が残る。

Lv2・電車で一時間(山手線+α)

西は府中、東は市川、南は横浜、北は大宮。都心を四方から囲む圏。

  • 大国魂神社武蔵国の総社。馬場大門のケヤキ並木は国の天然記念物。
  • 葛飾八幡宮樹齢1,200年とされる千本公孫樹(国の天然記念物)が立つ。
  • 伊勢山皇大神宮「関東のお伊勢さま」。横浜港を見下ろす高台に、明治政府が建てた社。
  • 武蔵一宮氷川神社関東に約280社ある氷川神社は、この社から分かれたとされる。「大宮」の地名はこの社に由来するとされる。
  • 千葉神社上下2階がそれぞれ拝殿になっている「重層社殿」。北極星を祀る妙見信仰の社。
  • 布多天神社927年の延喜式神名帳に載る古社。調布の総鎮守で、『ゲゲゲの鬼太郎』ゆかりの社としても知られる。

Lv3・半日かけて(完全に郊外)

鎌倉・相模の宮・秩父・奥多摩・丹沢・箱根・茨城・千葉・静岡の三島。長く滞在する人ほど、この先まで行ける。

  • 鶴岡八幡宮鎌倉幕府の中心。段葛(海から社殿まで一直線の参道)が今も町の背骨になっている。相模国一宮を称する(伝統的な一宮は同じ層の寒川神社)。
  • 銭洗弁財天宇賀福神社岩をくり抜いた洞窟の中の湧水で金を洗うと増えるとされる。
  • 荏柄天神社日本三天神のひとつ。鶴岡八幡宮の人出とは別の時間が流れる。
  • 三峯神社標高約1,100mの山中。狛犬ではなく狼(山犬)が控える。
  • 武蔵御嶽神社標高929mの山頂。御師の宿坊が今も山上に集落として残る。
  • 大山阿夫利神社「あめふり山」。江戸期には年間20万人が登ったとされる大山詣りの山。
  • 白笹稲荷神社関東三大稲荷のひとつとされる。朱の鳥居のトンネルと、無数の小さな白い狐。
  • 出雲大社相模分祠島根の出雲大社の分祠。「関東のいずもさん」と呼ばれ、竹林の奥に龍蛇神の社がある。
  • 鹿島神宮国譲り神話の神を祀る常陸国一宮。要石は地震を起こす大鯰を押さえるとされる。
  • 香取神宮鹿島と対で国譲りに遣わされた神を祀る下総国一宮。要石は鹿島と凸凹で対になる。
  • 寒川神社全国で唯一とされる八方除の相模国一宮。
  • 川勾神社相模国の二宮。二宮町の名はこの社に由来する。毎年5月5日の国府祭の座問答で、一宮の寒川神社との一宮争いを儀式として演じる。
  • 比々多神社相模国の三宮。座問答(一宮と二宮の争いを儀式にしたもの)で、宮司が「いずれ明年まで」と仲裁する役を担う。
  • 前鳥神社相模国の四宮。鎮座地の地名は「四之宮」。学問の神を祀り、受験の合格を願う人が参る。
  • 箱根神社関東総鎮守。芦ノ湖に立つ「平和の鳥居」が名所で、源頼朝が深く帰依した。
  • 三嶋大社伊豆国一宮・旧官幣大社。伊豆配流中の源頼朝が源氏再興を祈願し、旗挙げ後も篤く崇敬したことで知られる。
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