実際に参拝・写真はすべて自前
由緒・創建
大正9年(1920)、明治天皇と昭憲皇太后を祀る神社として創建。鎮座地一帯はもともと荒地に近い状態だったが、全国から献木された約10万本を植え、「永遠の杜」を目指して造成された人工の森である。
現在は自然林とほとんど見分けがつかないほどに生育し、「代々木の杜」と呼ばれる都市林の代表例になっている。
参道の入口にそびえる大鳥居。台湾産ヒノキで作られている。
境内に並ぶ、フランス・ブルゴーニュから奉納されたワイン樽。「和魂洋才」を掲げた明治天皇の御精神を今に伝える。
大鳥居を参道側からやや離れて捉えた一枚。行き交う参拝者の姿がその大きさを物語る。
見どころ
JR原宿駅からすぐの大鳥居(高さ約12m、台湾産ヒノキ材)をくぐり、参道の先に南神門・本殿が現れる。明治神宮御苑には縁結びのパワースポットとして知られる「清正井」もある。
大きく張り出した枝の向こうに、参道の鳥居が小さく見える。
南神門をくぐった先に本殿が現れる。夫婦楠越しに望む、境内でもっとも開けた広場。
大木の幹越しに見る社殿群。バリアフリーのスロープが整備され、背後には杜が広がる。
参拝のポイント
初詣には例年、多くの参拝者が訪れる。都心にありながら鎮守の森に包まれ、原宿・渋谷の喧騒から一歩入るだけで静寂な空間に変わる。週末は境内で神前式の花嫁行列に出会えることも多い。
JR「原宿駅」または東京メトロ「明治神宮前〈原宿〉駅」から徒歩約1分。参道は本殿まで片道約10分あり、御苑(清正井)に立ち寄る場合は別途拝観料が必要。
2本の楠を注連縄で結んだ「夫婦楠」。縁結びの象徴として親しまれる。
100年をかけて育った杜の梢。都心とは思えない木漏れ日が差し込む。
参道の木々を見上げた一枚。空へ伸びる枝々の隙間から光が差し込む。
文化的背景
「都市の中の鎮守の森」という近代神社の代表例。祭神が近代の天皇であるという点で、古代から続く神々を祀る伊勢神宮などとは成り立ちが異なる、明治という時代そのものを象徴する神宮といえる。
全国の蔵元から奉納された酒樽が参道脇に並ぶ、明治神宮ならではの光景。
参集殿と見られる建物。旗竿に掲げられた社旗と、手入れされた植込みが並ぶ前庭。