実際に参拝・写真はすべて自前
由緒・創建
木花開耶姫命ほかを祀る。富士山の北側=吉田口登山道の起点。南側の富士山本宮浅間大社が「山を鎮める」社であるのに対し、こちらは「山に登る」ための社として育った。案内板には、本殿の祭神として木花開耶姫命・彦火瓊々杵尊(夫神)・大山祇神(父神)の名が並ぶ。
「冨士山」の扁額を掲げる大鳥居。奥へ石灯籠の並ぶ参道が続く。
石灯籠が並ぶ杉並木の参道。この先に登山道が続く。
石灯籠が並ぶ参道。奥に、朱の大鳥居が小さく見える。
参道の杉を見上げる。木々が空へまっすぐ伸びる。
見どころ
樹齢数百年とされる参道の杉並木。木造の大鳥居。本殿と東宮・西宮。富士山登山門——参道を抜けるとそのまま登山道が始まる。参拝と登山が地続きになっている。
案内板によると、本殿・拝殿・幣殿は元和元年(1615)に郡内領主の鳥居成次が建立し、のちに富士講の人々の力で修復・再建が重ねられた(重要文化財)。冨士太郎杉は山梨県の天然記念物の第1号(昭和33年指定)で、高さは約30m。境内には、二本のヒノキが根元で一本になり、地上約12mで再び合着することから「冨士夫婦檜」と呼ばれる大木もある(富士吉田市指定天然記念物)。
拝殿。反りのある唐破風の屋根に、彫刻が施される。手前に絵馬が並ぶ。
冨士太郎杉と、その奥の拝殿。
樹齢千年とされる御神木「冨士太郎杉」。奥に本殿。
冨士太郎杉の根元。太い注連縄が巻かれ、根が大きく張り出す。
根元に小さな祠が建つ大木。注連縄が巻かれている。
二本の幹が寄り添う大木を見上げる。
大木と、朱の社殿の反った屋根。
本殿手前の門にかかる大きな注連縄。
朱塗りの小さな社。まわりに赤い幟が立つ。
杉木立の中の小さな社。石灯籠が立つ。
朱の鳥居と、杉の大木。赤い幟が並ぶ。
文化的背景
富士講。江戸期、庶民が講(積立の集団)を作って富士に登った運動があり、その玄関口がここだった。信仰と旅行が分かちがたい形で始まっている。